経営感覚養成研修では、経営感覚を「業界固有の商慣習や数字をおさえる“商いの仕組み”(業界理解力)、“儲けの仕組み”(経営数字力)及び“売れる仕組み”(戦略・マーケティング力)、そして“管理の仕組み”(マネジメント力)の融合領域において養うべきもの」としてとらえ、身近な事例やストーリー仕立ての演習を盛り込みながら分かりやすく解説いたします。そして、どんな複雑な現実課題にも立ち向かい、応用することのできる“基礎体力”をつけていただくことを狙いとします。
企業が横並びを脱して独自の経営を追求する上で、経営資源の“選択と集中”“リスク分散”を両立させる戦略思考力が求められますが、それだけでは不十分です。資金調達等を含めた自社の財務能力を踏まえ、経営の生命線となる資金の動きを把握しつつ意思決定を行う等、経営数字と連動した戦略思考(=いわゆる“経営感覚”)が求められます。経営者になってからでは遅すぎる重要な“経営感覚”を養成するために、この経営シミュレーション・ゲームを開発しました。広く企業者の能力を高め、経営感覚を養うための教材としてお役立てください。
本研修では、経営シミュレーション・ゲームを通じて経営の意思決定を疑似体験し、経営数字・戦略思考力を養います。
具体的に、このゲームの学習目標は3つです。
(1)経営数字・戦略にかかる総合的な意思決定を疑似体験する
(2)自社の決算書を作成することにより理解度を高める
(3)株主総会で説明責任を果たす過程で思考力を強化する
です。
なお、本研修はグループ演習を中心に行い、受講者側の作業はすべて手作業です。
決算手続きや戦略的な意思決定、戦術的な判断において自ら手を動かして数字情報を作り、会計処理を体験することを通じて、財務知識を活用し、理解を定着させます。また最終日には、各グループでPCを使用し、株主総会用の資料を作成します。
※以降、添付のPDFは両面印刷をお勧めいたします。
経理や財務部門に所属する人材の教育では、会計基準などの詳細なルールの周知や理論的に厳密な理解が求められます。しかし、経営層や管理職をはじめ一般部門に所属する社員に対する同様の教育では、厳密さより親しみやすさ、「使える」「使ってみよう」と思っていただくための動機づけ、そして必要にして十分な知識を厳選した「速習」が求められます。
このような教育を、弊社では「経営数字力養成」と呼んでいます。私どもはコンサルタントです。公認会計士や税理士のような厳密で高度に専門化した財務・会計教育は守備範囲外です。しかし、実務で使える経営数字力を、これまでになく楽な方法で習得するお手伝いを得意としています。
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